黄緑色のクルマは、メルセデス・ベンツの実験車「BクラスF-CELL」。
Bクラスをベースに、燃料電池を動力源としている。

ブルーのオーバーオールを着たオジさんが操るハシケに乗って、
川を渡っている最中のショット。
2011年5月31日のことだ。
場所は、ベルリンからニュルンベルグに向かう途中の林の中の川。

2011年に、3台のBクラスF-CELLは
ドイツ・シュツットガルトから世界一周の旅に出た。
世界各国からの参加者が交代でハンドルを握り、
日本人ジャーナリスト3名はハンブルグから
ドイツを縦断するセクションに参加。

水素を燃料とする燃料電池で動くが、運転感覚は
どこにも変わったところはなかった。
2リッターガソリンエンジンと同等の性能を有し、
静かで重厚な乗り心地が印象的だった。
航続距離は約400km。
水素をタンクに満たすのには20分掛かった。
電気自動車と同じように有害物質とCO2を一切排出しない上に、
航続距離は格段に長い。

ハンブルクからベルリン、ニュルンベルクを経て、
シュツットガルトのダイムラー・ベンツ博物館でゴールした。
ディーター・ツェッチェ同社会長、
トーマス・ウェーバー技術担当取締役などの
首脳陣をはじめとする多くの人々が出迎えてくれた。

2012年1月表紙

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