2010年5月にベントレー・ミュルザンヌのメディア試乗会で
スコットランドを走った時のショット。
エジンバラの東のノースベリックにあるホテルから
ミュルザンヌに乗り、北海沿いを南下。
ベリック・アポン・ツィードの町を過ぎ、
海に面した丘の上に建つバンブル城で撮影したもの。
中世の石造りの城(というか要塞)の内部は博物館になっていて、
昔の鎧や甲冑、武具などがたくさん展示されていた。 
ノースアンバーランド地方に入ってから内陸に戻り、
チェビオット丘陵地帯を北上し、カシミアの一大生産地ホウィックをかすめて再びノースベリックに戻った。
ツィードといい、カシミアのホウィックといい、
真冬に身に付ける服地の名産地をふたつも半日で巡ってしまった。

ミュルザンヌは、フルモデルチェンジされたベントレーの
フラグシップで、重厚ながら鋭く加速し、
ボディの大きさを感じさせなかった。
ボディやパワートレインなどにも超一級の仕上げが施されているが、
一番はインテリアだと思う。
革と木と金属による精密加工工芸品に囲まれている。
これはもう、クルマであってクルマではないような代物だ。

2013年3月表紙

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